『イールド・カーブ・コントロール』とは、中央銀行による長短金利の操作のこと。
『イールド・カーブ・コントロール(YCC:Yield Curve Control)』とは、 中央銀行 が行う金融政策の1つで、短期から長期までの各金利に目標値を設定して市場の金利がその目標値におおむね一致するようにすることです。
市場の金利は国債の 利回り と連動するため、中央銀行は金利が目標値になるように市場で国債の売買を行います。
例えば、金利を0%にするときには、国債を買えば国債価格が上昇して利回りは低下するので、市場の国債利回りが0%になるまで中央銀行は国債を買い進めます。