『割安株』とは、株価が本来のあるべき株価よりも安くなっている株式のこと。
株価には、企業の業績や財務状況から計算される理論的な株価が存在しますが、株式市場で決まる実際の株価は、市場参加者の考えや思惑などによって取引された結果としての株価になっています。
当然ながら、理論的な株価と実際の株価は相違するわけですが、この実際の株価が理論的な株価よりも割安になっている株式のことを『割安株』といいます。
そのため、『割安株』は、いずれは理論価格に近付いていくはずで、もうけられる株式と考えられるのですが、割安株であっても、すぐには、あるいは、自分が保有している期間には株価が上がらない、といったことはあることですので、その点は注意が必要です。