『消費者物価指数』とは、消費者（一般の人）が購入する物やサービスの全体的な価格水準の変動を把握するための数値・指標のこと。
ある年（現在の日本では2020年を基準としている）の価格水準を100として、上昇・下落する価格水準を数値で表しています。
物価の上昇下落は私たちの生活に大きな影響を与え、景気を左右すること、経済がインフレ状態なのかデフレ状態なのかを判別する参考となることから、非常に重要な指標であり、各
国の消費者物価の公表は投資家などのマーケット参加者から重視されています。
日本では総務省が毎月下旬ころ、アメリカでは労働省が毎月10日前後に公表しています。
なお、英語では、日本語名を直訳したような『Consumer Price Index』で、頭文字をとって『CPI』とも呼ばれています。